二刀流。
スマホやパソコンを持ち歩く上で、充電機器などはどうしてもかさばってしまいます。ケーブルやアダプター、モバイルバッテリーなどで、バッグやポーチがパンパンに膨れてしまうということもありがちな例。
なるべくなら持ち運ぶモノの数を減らして、快適なガジェットライフを送りたいものです。
そんな願望を叶えるため、我が持ち物に新たな仲間を迎えました。
ANKERのPowerCore Fusion 5000。
5000mAhのモバイルバッテリーに、PowerIQを搭載の急速充電アダプタが一体となった製品です。
バッテリーとアダプタが一体化しているので、室内ではACアダプタとしてスマホ等への充電を行い、屋外に持ち出す時にはモバイルバッテリーとして活用できます。
これが本当に優秀な点なのですが、アダプタとして使いながらバッテリーに同時充電されるので、「モバイルバッテリーに充電しなきゃ」という意識が無くなります。私の場合、iPhoneやsurfaceを充電すれば事足りるわけですから。
(↑Kindleを充電中。同時にモバイルバッテリーにも充電されています。)
本体の大きさもちょうど手のひらサイズで、持ち運びに困ることもありません。
USBポートもふたつあるので、複数のガジェットを同時に充電することも可能。私は普段、iPhone、surface、Kindle、Bluetoothスピーカーを持ち運ぶことが多いので、これから先お世話になる機会も多そうです。
3000円以下と、5000mAhのモバイルバッテリーとしては平均的な価格帯であるのも魅力的。
ミニマルなデザインに詰まった、バッテリー機能と高速充電機能。今後長い目で見ても大谷翔平クラスの二刀流選手であることは間違いないでしょう。
アレッポの石鹸。
手を洗う、頭を洗う、身体を洗う、掃除、洗濯、食器洗い…
今や日常生活において洗剤は欠かせません。それも、かなりの多用途において。
ゆえに、ハンドソープ、シャンプー、ボディソープ、掃除用洗剤、衣類用洗剤、食器洗い洗剤というように、用途に応じて買い揃えていくとなかなかの数量になります。掃除用に至っては、台所トイレお風呂…と場所ごとに買うとさらに増えますし、家族がいてそれぞれ別のシャンプーを使ってる、みたいな話になってくるとなおさらです。
私はここ2年半ほど、Dr.ブロナー社のマジックソープを愛用してきました。
ミニマリスト界隈では言わずと知れた万能石鹸で、全身洗える他、掃除にも洗濯にも食器洗いにも使えます。
オリーブオイルやヤシ油をベースとしたオーガニックソープなので身体に優しく、それでいて洗浄力が非常に高いので使っていて特に物足りなさを感じることはありません。
しかしこの洗浄力の高さゆえに、私の場合は髪がギシギシになってしまうので、髪を洗う時だけはアーモンドオイルで中和して使っていました。(これに関しては個人差があるようで、平気な人はそのまま使っても問題ないそう。)
そこで、同じく万能石鹸として有名なアレッポの石鹸を使ってみることにしました。
シリアはアレッポの石鹸職人が長い時間をかけて熟成させるこだわりの石鹸で、オリーブオイルとローレルオイルが使われています。エスニック雑貨屋さんのような少しクセのある匂いで、かつてエスニックファッションを愛好していた私には大変好み。
実際に手にとってみるとわかりますが、なかなかデカい。
(私のメガネと比較。笑)
今回は5個で2,000円のセットを購入したのですが、この大きさならかなりお得なお値段だと思います。
使ってみた感想としては、マジックソープ並みの洗浄力がありながらも、どこか優しさのある使い心地、と言ったところでしょうか。頭の先から足の先まで洗ってみましたが、髪がギシギシになることもなく、泡立ちもそこそこ良いので使い心地に不満を感じることはありません。
同じオーガニックソープということもあって、肌に残る感覚はマジックソープに似ているように感じます。匂い以外で大きな違いはといえば、液体石鹸か固形石鹸か、ということぐらい。
今後食器洗いや掃除にも使ってみて、マジックソープとアレッポの石鹸どちらをこれから使っていくか考えたいと思います。
まずは明日から4泊5日の、オーケストラの合宿で徹底比較。
https://twitter.com/minikcha/status/904686143035195394
***
ちなみにこのアレッポの石鹸。昨今は中東の情勢が不安定なので、数年前から避難先のトルコで作っているそう。伝統ある製法で作られたものですから、職人の皆様が一刻も早く平和な祖国で石鹸を作れるようになることを願います。
あえての単機能。
iPhoneをはじめとするスマートフォンの爆発的普及によって、日常生活のあらゆることをスマホに任せられるようになりました。
通話、メッセージのやりとりはもちろん、スケジュールやタスクを管理したり、高画質な写真や動画を撮影、編集したり、文書を作成してこうしてブログに上げたり…枚挙に暇が無いとはこのこと。もはや「携帯電話」という言葉は遠きもののようです。時間を見る用途として腕時計を身に付ける人も、なんだか減ってきているような気がします。
しかしマルチな機能を有しているからこその欠点というものもあって、スマホに全てを委ねてしまうと、そのひとつが故障してしまったときに全て使えなくなってしまいます。携帯電話が故障しちゃったからスケジュールも時間も分からない、なんてことも。
もちろん、多機能であることの便利さは最低限かつ最大限に享受すべきでしょう。モノの数も減らせるし。
しかしそういったマルチタレントが多くある現代だからこそ、あえて「単機能の製品を持つ」ということに今一度着目してみてもいいのではないでしょうか。
水道水を美味しく飲む。
みなさん、1日にどれくらい水を飲むでしょうか。
1日あたり1リットル程度飲めれば十分と言われますが、私は季節問わず最低でも2リットル前後は飲むようにしています。
ではこれらの水分をすべてコンビニや自販機で賄ったとしたら、いったいどれほどお金がかかるでしょうか。
一本500mlあたり160円として、2リットルで4本分ですから、約650円。これが1週間、1カ月と続くと相当な額になりますね。貧乏学生にはツラい。
このような出費を抑えるため、なるべく安いところで買うなどの工夫をしていましたが、それでもかかるお金はかかってしまいます。水筒を持ち歩いたりもしていましたが、お茶を作ると茶渋の掃除が面倒だったり、水道水を持ち歩くとカルキ臭が気になったり、どこか妥協しなければならない点がありました。
そこで今回、BRITA(ブリタ)の浄水ボトルを購入しました。
このボトルはフィルターを通すことによって水道水のミネラルはそのままに、塩素など味を損なうものを取り除くことができる優れもの。
実際飲んでみると確かに薬品系の臭みが薄れて、ミネラルウォーターのような甘みのある丸い味になっているのが分かります。こりゃすごい。
ろ過用のフィルターは本体に1枚付属しており、別売りのカートリッジも3枚セットで2000円程度なので経済的。交換は150リットルあるいは4週間利用後に推奨されています。なかなか長持ちですよね。
デザインもスマートで素敵。
今後、水道水をドヤ顔で美味しく飲めると思うとなんだかわくわくしますね。
BRITA ブリタ 水筒 直飲み 600ml 携帯用 浄水器 ボトル カートリッジ 1個付き フィル&ゴー ブルー 【日本仕様・日本正規品】 fill & go
- 出版社/メーカー: BRITA(ブリタ)
- 発売日: 2017/02/08
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログ (1件) を見る
財布は毎日ダイエットさせる。
電子マネーやクレジットカードのみを使うので現金は持ち歩かない、というミニマリストも多いと思います。が、口座の残額を気にしながら生きる貧乏学生な私には、カード払いだけで暮らすというのは難しいので、シンプルライフを送る中でもガッツリお財布を使ってます。
使ってるのはFRUHのスマートウォレット。しかしどんなに薄い財布といえども、やはり小銭によって簡単に太ってしまいますね。そりゃあもうあっさりと。
太ったら、ここはやはりダイエットでしょう。小銭を増やさない努力も大切ですが、私がおすすめしたいのは小銭をすべて交通系電子マネーとしてチャージしてしまうことです。
JR東日本の券売機では1,000円単位でのチャージのみ可能なので、小銭をチャージすることはできません。しかし東京メトロでは全券売機で、東武鉄道や京王電鉄、小田急電鉄等では一部駅で10円単位でのチャージが可能です。
▼こちらのサイトで詳しく紹介されていますので、ぜひご参照ください。
これらの券売機で10円以上の小銭はすべてチャージしてしまいましょう。一気に財布が軽くなります。
ちなみにですが、小銭をチャージする際のちょっとした小技をおすすめします。
券売機では、チャージする額を設定してから手持ちのお金を投入します。しかし小銭をチャージするときには、果たして自分が今いくら小銭を持ち合わせているのか、数えるのはなかなかに手間です。
そこで、1円玉と5円玉以外の小銭は金額指定する前に全て投入してしまいましょう。券売機が投入した額を計算して画面に表示してくれますから、あとはその額を入力するだけ。簡単に財布から小銭を無くすことができます。
コンビニでのちょっとした買い物などは交通系電子マネーで支払い、万が一お釣りが出たらチャージ。1円玉や5円玉が溢れてしまったら、たまには募金なんてしてみるのも良いかもしれませんね。
▼私が使っているお財布はこちら
久しぶりに、iPhoneに服を着せた。
日本人のiPhoneの保有率は、世界でもトップクラス。日本人が元来好むミニマル志向が、逆輸入されてマッチした結果と言われています。
しかしそのシンプルなiPhoneを、シンプルに使っている人はどれくらいいるでしょうか。おそらく多くの人は画面に保護フィルムを貼り、iPhoneカバーをつけて使用していると思います。
これまで私は、愛用のiPhone5sを素っ裸で使っていました。カバーを付けず、さらに保護フィルムも貼らず、まさに箱から出してそのままの形。これこそiPhoneが持つ“美”を最大限に引き出せると思っていたのです。
しかし裏を返すと、「iPhoneのシンプルさを損なわないカバーを使いたい」という気持ちもあり、ずっと探し続けていました。
そして今回とうとう、理想のカバーを手に入れることができました。
それがこちら、
remoraのiPhoneカバーです。
一切ムダのない、背面をナナメに覆う独特の形状。さらになんと、カードを挟んで一緒に持ち歩くことができます。
iPhone5、5s、SEに対応したこのモデルでは、計2枚まで。6以上の対応モデルでは3枚収納できます。
私はひとまずSuicaのみを収納してみようと思います。財布やパスケースを出さずに改札を通れるのは楽チンでいいですよね。
ちなみにこの製品に限らずですが、電子マネーなどを収納する場合は別途防磁カードを使いましょう。薄さなど製品ごとに違いがあるので、スマホカバーにしまう場合は極薄タイプを選ぶことをオススメします。
さらば、リバウンド期間。ただいま、シンプルライフ。
2015年から、私はモノを減らし続けながら暮らしてきました。一人暮らしの1Kは、DIYで作った木箱を床にちょこんと置いただけの部屋。それが一番モノを持っていなかった時の私のお城でした。
そうして、「もうこれ以上減らすモノはあるまい」というところまできたので、3月ごろからまた少しずつモノを増やし始めていました。もともと紙の本が好きだったりかわいい雑貨が好きだったり、そんな気質なので、自分の価値観とライフスタイル(=あまりモノを持たない暮らし)をリアルタイムで戦わせてみようと思ったわけです。
結果、見事にリバウンドしました。
(↑一番散らかした時に撮った写真)
(↑まあまあな時に撮った写真)
正直、まだ全然不快なレベルではありません。(実家が汚いので、それと比べると全然綺麗。笑)
しかし圧倒的にストレスは増えました。ことさら汚部屋というわけではなくとも、増やしたモノにメモリを割かれていたのでしょう。
だからまたここから、少しずつモノを減らしていこうと思います。
しかし今度は、自らミニマリストを名乗ることはしません。その言葉に捉われて、手段の目的化が起こることを防ぐためです。たまたまそういうライフスタイルによって、自分が心地よくいられたらいいな。そんな感じです。
今後はまたブログも、モノを紹介したりだとか、捨てたり増やしたりのお話だとか、なんでもない雑記だったりとか、いろんなことに積極的に使っていきたいですね。
***
今回、自らのライフスタイルにリバウンド期間を設けることで、本当にやりたいことや大切にしたいことを見つめ直すことができたと思います。2年半ものミニマリスト生活の反動でマキシマリストになってしまうのではないかという心配もありましたが、そんなこともなく。
自分という人間には、本質的にシンプルである方が性に合っているということですね。
ただいま。