kchalog

のんびりしたい自分のための、なんでもない雑記帳。

御礼。

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11月25日、▼前回の記事で宣伝させていただきました、獨協大学管弦楽団の第52回定期演奏会が無事終演致しました。

センチな気持ちと告知と。 - kchalog

 

 

マイナープログラムながらも多くのお客様にご来場いただき、また多くの歓声と拍手をいただけたこと、心より御礼申し上げます。

 

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本番ではつまらないミスを2、3してしまいましたが、いつもの練習以上に良い演奏が出来たので個人的には満足して終わることができたと思っています。

卒団公演となる最後の舞台で、大好きな人たちとカリンニコフの1番に挑めたこと、達成感と充実感を持って舞台を降りられたことを嬉しく思います。

 

 

 

半年ほど振り返ってみると、今回の演奏会の選曲に際して私はシベリウスの2番を激推ししていたのですが、終わってみればカリンニコフで良かったです。(シベ2のフルートはピッコロ無しの2管編成なので乗り番も変わっていたでしょうし、何よりフィナーレはカリ1の方がアツいんですなあ)

涙を流してくださったお客様も何人かいらっしゃったようで、本当に嬉しい限りです。

 

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大学に入学した初日に門戸を叩いた管弦楽団で過ごした約4年間は、私の学生生活の中で一番大切な核であり、ここで過ごしたことが今後人生の文脈を語る上でひとつ大きな主題になることは間違いないでしょう。

 

ゴリゴリの男子校吹奏楽部出身の私にとって、オーケストラという繊細な世界は新鮮で、そして刺激に満ち溢れていました。終始周りに上手い人が多い部活生活だったので、ときたま自信を失うこともありましたが、バカみたいに練習するくらいしか能がないので、そういうときは自室やカラオケに籠ってバカみたいに練習してました。

正直私は、「オーケストラでのフルートはどうあるべきか?」という命題への答えがずっと分かっていなかったのだと思います。もちろん、たった3年半ほどしかオケの沼に浸かっていないアマチュアの今の私にそれが分かるとも思えませんが、少なくともこの1年間で何か掴めた気がします。具象としてこれがなんなのか言語化するのは難しいですが、漠然とでも音楽的に多くを学べたのでこれからもっとオケで演奏して学びたいという意欲が湧いてきてます。笑

 

(主に前指揮者との確執で)つらい思いもたくさんしましたし、何度辞めようと思ったことか…筆舌に尽くしがたいものがあります。(ストレスでいろいろ心身にもきてました)

 

しかし、ほんとに辞めなくてよかった。今はそう思ってますし、なんなら引退したくない、まだここで演奏したいとさえ思ってます。

もちろん引き際はわきまえますが(笑)、こう思えるほどに大好きな場所を大学生活で得られたことは誇りに思います。

 

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改めまして演奏会にご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。

 

また、部員やOBOG、ならびにエキストラの皆様、そして指揮を振ってくださった諸遊さんには最大級の謝辞を申し上げます。

 

ありがとうございました。