久しぶりに、iPhoneに服を着せた。
日本人のiPhoneの保有率は、世界でもトップクラス。日本人が元来好むミニマル志向が、逆輸入されてマッチした結果と言われています。
しかしそのシンプルなiPhoneを、シンプルに使っている人はどれくらいいるでしょうか。おそらく多くの人は画面に保護フィルムを貼り、iPhoneカバーをつけて使用していると思います。
これまで私は、愛用のiPhone5sを素っ裸で使っていました。カバーを付けず、さらに保護フィルムも貼らず、まさに箱から出してそのままの形。これこそiPhoneが持つ“美”を最大限に引き出せると思っていたのです。
しかし裏を返すと、「iPhoneのシンプルさを損なわないカバーを使いたい」という気持ちもあり、ずっと探し続けていました。
そして今回とうとう、理想のカバーを手に入れることができました。
それがこちら、
remoraのiPhoneカバーです。
一切ムダのない、背面をナナメに覆う独特の形状。さらになんと、カードを挟んで一緒に持ち歩くことができます。
iPhone5、5s、SEに対応したこのモデルでは、計2枚まで。6以上の対応モデルでは3枚収納できます。
私はひとまずSuicaのみを収納してみようと思います。財布やパスケースを出さずに改札を通れるのは楽チンでいいですよね。
ちなみにこの製品に限らずですが、電子マネーなどを収納する場合は別途防磁カードを使いましょう。薄さなど製品ごとに違いがあるので、スマホカバーにしまう場合は極薄タイプを選ぶことをオススメします。
さらば、リバウンド期間。ただいま、シンプルライフ。
2015年から、私はモノを減らし続けながら暮らしてきました。一人暮らしの1Kは、DIYで作った木箱を床にちょこんと置いただけの部屋。それが一番モノを持っていなかった時の私のお城でした。
そうして、「もうこれ以上減らすモノはあるまい」というところまできたので、3月ごろからまた少しずつモノを増やし始めていました。もともと紙の本が好きだったりかわいい雑貨が好きだったり、そんな気質なので、自分の価値観とライフスタイル(=あまりモノを持たない暮らし)をリアルタイムで戦わせてみようと思ったわけです。
結果、見事にリバウンドしました。
(↑一番散らかした時に撮った写真)
(↑まあまあな時に撮った写真)
正直、まだ全然不快なレベルではありません。(実家が汚いので、それと比べると全然綺麗。笑)
しかし圧倒的にストレスは増えました。ことさら汚部屋というわけではなくとも、増やしたモノにメモリを割かれていたのでしょう。
だからまたここから、少しずつモノを減らしていこうと思います。
しかし今度は、自らミニマリストを名乗ることはしません。その言葉に捉われて、手段の目的化が起こることを防ぐためです。たまたまそういうライフスタイルによって、自分が心地よくいられたらいいな。そんな感じです。
今後はまたブログも、モノを紹介したりだとか、捨てたり増やしたりのお話だとか、なんでもない雑記だったりとか、いろんなことに積極的に使っていきたいですね。
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今回、自らのライフスタイルにリバウンド期間を設けることで、本当にやりたいことや大切にしたいことを見つめ直すことができたと思います。2年半ものミニマリスト生活の反動でマキシマリストになってしまうのではないかという心配もありましたが、そんなこともなく。
自分という人間には、本質的にシンプルである方が性に合っているということですね。
ただいま。